UOPF - Ubiquitous Open Platform Forum

プレスリリース

2004年11月25日
ユビキタス・オープン・プラットフォーム・フォーラム

M2Mリアルタイム接続におけるIPv6実装に関する技術条件の検討を開始
〜 ネット接続される情報家電へIPv6グローバルアドレスを付与 〜

 ユビキタス・オープン・プラットフォーム・フォーラムは、2004年4月よりデジタルテレビを使ったビジュアル・コミュニケーションや監視カメラ等の家電コントロールを想定した「安全・簡単・低コストなM2M*リアルタイム接続」の接続条件についてIPv4を前提に検討を行ってまいりましたが、このたび、機器のネットワーク接続の技術条件として、機器およびネットワークサービス双方において、全ての機器にグローバルIPアドレスを付与するためにIPv6実装に関する検討を開始していくこととしました(詳細は別紙)。
 これは、複数のインターネット・サービス・プロバイダー(以下、ISP)がIPv4/IPv6デュアルサービスを開始して環境が整いつつあることと、IPv6の採用により、IPv4でのプライベート⇔グローバルIPアドレス変換等の通信の複雑性が回避できることを狙っています。
 当フォーラムのオブザーバである総務省の支援により、IPv4のみを前提とした接続条件との比較検討を行い、来年3月を目途に検討結果を取りまとめる予定です。

* M2M ・・・ Mono to Mono(モノ と モノ)

 さらに、情報家電を用いたM2Mリアルタイム接続アプリケーションを検討するために、次の2つのサブワーキングを設立しました。これらのサブワーキングでは具体的な利用シーンを踏まえつつ、「安全・簡単・低コスト」を実現するために必要な各種要件をとりまとめ、「M2Mリアルタイム接続」仕様に反映します。

    WG2 SWG2 「テレビによるDear to Dearなビジュアル・コミュニケーション」
    WG2 SWG3 「家電リモートコントロール」
    * それぞれのサブワーキングの詳細は別紙をご覧ください

以  上

<本件お問合せ先>
ユビキタス・オープン・プラットフォーム・フォーラム運営事務局
電話:03-6700-4643  FAX:03-3504-2725
email:info@uopf.org
http://www.uopf.org/

  1. IPv6とv4のコンビネーションによる情報家電のインターネット接続

    情報家電をIPv6/v4デュアルサービスに接続している場合はそのままM2Mアプリケーションを利用可能。IPv6を提供していないISPでもV6トンネリングを利用することによりM2Mアプリケーションが利用可能になります。 また、既存のWebやMail等のサービスはIPv4を利用することを想定しています。

  2. IPv6を採用するメリット

    (ア) 全ての情報家電にグローバルアドレスを付与することが可能です。
    (イ) プライベートアドレスを付与された機器をインターネットを経由して通信させる
    NAT Traversalの方式や、それらの実装仕様の差異による、接続トラブルを回避します。

  3. IPv6の提供形態
    IPv6サービスには主に次の形態があります。

    (ア) IPv6/v4デュアルサービス
    ユーザ宅までIPv6とIPv4の両方を提供するサービスです。情報家電は特に意識することなくIPv6を利用可能です。
    (イ) IPv6トンネリングサービス
    IPv6による通信を、IPv4で中継させるサービスです。これによって、IPv6ネットワーク同士をIPv4ネットワーク経由で通信させることが可能です。情報家電は特に意識することなくIPv6を利用可能です。 IPv6を提供していないISPに対しても、IPv6トンネリングサーバとクライアントを用意すれば、IPv6トンネリングを利用可能になります。

  4. 今後の進め方

    今後、このIPv6接続仕様に関心のあるISP(CATV・集合住宅向け等のプライベートIPv4サービス事業者を含む)、ブロードバンド・ルータ メーカ、ファイヤウォール・メーカ等の当フォーラムへの参加を促し、技術仕様について宅内ルータ、ファイヤウォール等との仕様調整を進めます。 最終的に、IPv4ベースでの仕様と比較検討の上、制定をしていく考えであります。 検討に際しては、必要に応じて接続検証も実施する予定です。

以  上


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